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報告書

放射線照射したゴム材料の沸騰スプレイ液中における膨潤挙動

八木 敏明; 日馬 康雄; 伊藤 政幸; 岡田 漱平; 吉川 正人; 吉田 健三

JAERI-M 83-072, 35 Pages, 1983/05

JAERI-M-83-072.pdf:0.88MB

ゴム材料を、LOCA模擬環境に暴すと著しく吸水膨潤し、それが原因となって機械的性質、電気的性質が低下することがある。この現象には、放射線、熱、スプレイ液組成、ゴムの種類、配合など、種々の因子が関係している。本報は、組成、配合の判った各種のゴム材料を沸騰しているスプレイ液(水または薬液)に浸潰した際の、吸水膨潤率を測定し、あらかじめゴム材料に与えて置いた放射線劣化および熱劣化との関係を明らかにしたものである。試験した8種類のゴム材料は、放射線量が増すと、顕著な膨潤を示すようになる。また、薬液中にくらべ、沸騰水中の膨潤は約2倍大きい。ネオプレンとハイパロンのあるものは、膨潤率が最大になる線量が存在し、それ以上照射すると逆に膨潤率が減少する。真空中で照射した試料の膨潤は著しく低くなり、酸化劣化反応が膨潤現象に密接に関連していることをうかがわせている。

論文

ゴムの耐放射線性

町 末男

日本ゴム協会誌, 52(2), p.115 - 121, 1979/00

原子炉や加速器の周辺に用いられる電線ケーブルの絶縁体、シール材料、ホースなどのゴムは長期間にわたって放射線照射を受けるため、高度の耐放射線性が要求される。本報では下記の点に重点をおいてレビューを行なった。(1)ゴムに対する放射線照射効果とくに橋かけと崩壊の機構、(2)照射による各種ゴムの機械的性質の変化と耐放射線性、(3)芳香族化合物や酸化防止剤などの添加による耐放射線性の向上、(4)原子炉格納容器内で用いられるゴム材料に要求される性能

論文

Synthesis of a new fluoroelastomer from tetrafluoroethylene and propylene by radiation processing

町 末男; 松田 修; 伊藤 政幸; 田畑 米穂*; 岡本 次郎

Radiation Physics and Chemistry, 9, p.403 - 417, 1977/00

四フッ素化エチレンとプロピレンの放射線乳化共重合反応によって新しいエラストマーを合成した。本報では、この共重合反応の速度論的な特徴を明らかにするとともに、得られたエラストマーの物性とくに耐熱性、対薬品性の優れている点について論じた。

論文

放射線を利用した新しいゴムの開発

町 末男; 柴田 長夫

日本原子力学会誌, 17(11), p.607 - 608, 1975/11

高崎研で開発した耐熱・耐薬品性エラストマー(ゴム)について、その製法および物性について紹介した。この新しいエラストマーは四フッ化エチレンとプロピレンを25~30kg/cm$$^{2}$$の加圧下で放射線重合して生ゴムを作り、さらに化学法または放射線法によって架橋して製造したものである。化学構造は四フッ化エチレンとプロピレンが交互に長く結合した形であり、分子量は7$$times$$10$$^{4}$$~1.5$$times$$10$$^{5}$$である。物性上の特徴は耐熱性と耐薬品性である。220$$^{circ}$$Cの高温での使用に耐え、90$$^{circ}$$Cで硝酸,硫酸,フッ酸などの酸およびカ性ソーダなどのアルカリに耐える。用途としては、耐熱,耐酸,耐アルカリ,耐水蒸気性を必要とされる各種プラントの材料が有望である。

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